この冬に時間をかけて、こだわってこだわって制作したアルバム。
良く一緒に演奏している素晴らしいミュージシャンのみんなと共にアイディアを出し合いながら録音し、
レコーディングエンジニアの笹倉慎介さんにはマジカルゴットハンドで(笑)全て納得のいくサウンドに
していただきました。スタジオもお借りして、焦らず良いものを作ろうと親身になって作業してくださり、
超ストレスフリーでした。(レコーディングお考えの方は是非ともご紹介します!!)
レコーディング中これまたサプライズで、私がアルバム制作中だと知ったスコットランド在住のティム
(ティムエディさんは、ギターやアコーディオン他、何でもマルチに弾きこなす凄腕プレイヤー。
チーフタンズの来日コンサートでご一緒したのが初めまして)から「もしギターとかアコーディオンとか
必要だったら弾くよ。僕でよかったら喜んで」って急に連絡が来て、「・・・え?」って(笑)
録音ももう終盤に差し掛かっていたのだけど、こんな嬉しいサプライズとチャンスに、応えないという選択は
なかったし、実は昨年に世界中がコロナでロックダウンしていた時、有り難くも私の演奏動画に合わせてビデオ
撮ってくれたりしたきっかけもあったので、予定には無かったその曲を是非追加しようと思ったのと、他にも
数曲お願いして、更に華やかなサウンドのアルバムになりました。ティム、本当にありがとう!!
あ、忘れちゃいけない!!にゃんとにゃんと我が家の愛猫ハリーもメイン並に登場しています
むしろハリーに全部おいしところ持っていかれたかも(笑)まあいいか、カワイイから。
ハリーもデビューおめでとう。
音源以外にジャケットのことも。今回のジャケットデザインは今アイルランドに滞在してる親友の
Ayumi Miyanoさんに依頼。アイルランド関連の仕事を通して仲良くなった彼女とは、全く職種は違うけど、
普段から色んな話をして笑い合って何でも知り尽くしてる仲、彼女の撮る写真のテイストとかセンスが好き
だったから、ジャケットデザインは初めてだって言ってたけど、お願いしたら私で良かったらって引き受けて
くれて。時差がある中で、こちらは真夜中にskype。大体はどうでも良い話でケラケラ笑いながらも(笑)
真面目にアルバムタイトル考えたり、試行錯誤しながら私の意図を汲み取ってデザインしてくれて。
この音源を聴いたイメージ、そして私らしく仕上げてくれました。アルバムの内側には曲モチーフでポエム
っぽいのを書いてみたのだけど、それも素敵に翻訳もしてくれて、本みたいにお洒落になりました。
そしてお伝えしたいもう一つは、今回のこのアルバム、実はアイルランドのチーフタンズのPaddyが
聴いてくださって、レビューとして言葉を残してくれました。本当に身に余る光栄。。。
そのお言葉はアルバムの帯へ。帯も大切に保管して欲しいです。
良い場所探しながら色々歩き回って、お気に入りの写真を撮ってくれた松崎茂さん、他にも初のソロアルバム
制作で分からないことだらけだった私をサポートしてくれた方々と応援してくださった皆さんおかげで完成した、
思いの詰まったアルバムを、是非たくさんの方に手に取ってもらえたら嬉しいです。
全部こだわって作ったアルバムなので、現品での購入が一番嬉しいけど(笑)もちろん音楽配信サイトからの
購入も可能ですので、是非チェックしてみてください。みなさんに楽しんでいただけますように
Ayako Okunuki -Shared Solstice-
Musicians:
Ayako Okunuki 奥貫史子 – Fiddle, Tap, Piano, Chorus
Hajime Takahashi 高橋創 – Guitar, Bouzouki, Mandolin, Bass
Christopher Hardy – Drums&Percussion
Tim Edey – Guitar, Mandola, Button Accordion, Bass
Akio Noguchi 野口明生 – Uilleann Pipes, WhistleYuki Kojima
小嶋佑樹 – Gaita Gallega, Button Accordion
Harry – Meow
¥ 2800 (+tax)
2021.03.28 on sale
発売元:TOKYO IRISH COMPANY
販売元:Meta Company Limited
*音楽配信サービス Tune core:https://linkco.re/n48dmXxx
*CD購入(メタカンパニー):https://meta-company.store/?product=奥貫史子shared-solstice
*視聴・詳細はこちらから:http://tokyoirishcompany.com
『ジャンルの枠を超えて活躍する、フィドラー奥貫史子の初ソロアルバム。これまでアイルランドやカナダ、
スペイン等、各地を旅しながら得た独自の感受性によって広がりを増した音色が、共演者との奥深いサウンドと、
力強く、そして優しく響き合う。レパートリーの音楽も幅広く、トラッドのアイリッシュからスコティッシュ、
ケープブレトンのケルト音楽に加え、クラシック音楽とオリジナル曲も融合。ラテンや中東のパーカッションも登場
させ、型にはまらない自由なサウンドが展開する。タイトルにある、太陽の至点を意味する「Solstice」、その絶頂
の瞬間と希望の始まる喜びのように、このアルバムで至福なひと時を「Share」出来ることを願って。
– The first solo-album from Ayako Okunuki, a Celtic fiddler, goes beyond the boundaries of several genres. The timbre of her songs enhanced by her unique sensitivity—gained while traveling in various countries such as Ireland, Canada, Spain, etc.—resonates powerfully and gently with the deep sounds generated by her fellow musicians. The lineup of tracks is extensive, and draws upon Irish trad, Scottish, and Cape Breton Celtic music, Classical as well as her original songs. Latin and Middle Eastern percussion are also introduced and an unconventional free sound develops. She hopes that listeners can “share” a blissful moment with this album, like the “solstice” in the title which means the solstice of the Sun, the moment of its climax and the joy of when hope begins. – 』
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